font-size
CSSでは、フォントの大きさ(サイズ)を変更することができます。
本ページでは、font-sizeプロパティについて説明します。
font-sizeプロパティとは
font-sizeプロパティは、フォントの大きさを変更します。例えば、2倍の大きさで表示することができます。
font-sizeの定義は、以下のとおりです。
値 | absolute-size | relative-size | length | percentage |
---|---|
初期値 | medium |
適用対象 | すべての要素 |
継承 | する |
値の説明
以下は、font-sizeで使える値と説明です。
- absolute-size
- xx-small、x-small、small、medium、large、x-large、xx-largeから選択します。mediumがデフォルトで、左ほど小さく、右ほど大きく表示されます。
- relative-size
- larger、smallerのどちらかです。継承したサイズからlargerでは大きく、smallerでは小さくなります。
- length
- フォントサイズを数値と単位で指定します。負の値は、使えません。
- percentage
- 親要素からの相対値(%)で指定します。負の値は、使えません。
以下に、font-sizeで使えるキーワードを使った場合の表示例を示します。
キーワード | 表示例 |
---|---|
xx-small | あいうえお |
x-small | あいうえお |
small | あいうえお |
medium | あいうえお |
large | あいうえお |
x-large | あいうえお |
xx-large | あいうえお |
larger | あいうえお |
smaller | あいうえお |
利用例
利用例は、以下のとおりです。
【font-sizeの利用例】
p { font-size: 90%; }
上記により、親要素のフォントサイズが16pxだった場合、14.4px(= 16px × 90%)で表示されます。
もし、すでに親要素で90%になっていた場合は、親要素からの相対値なので12.96px(= 14.4px × 90%)になります。これは、lengthのemで指定した場合も同じです。font-size:0.9em;と指定すると、親要素の0.9倍のサイズになります。
以下は、lengthの単位でremを利用した例です。
【remの利用例】
p { font-size: 0.9rem; }
上記は、ブラウザのデフォルトからの0.9倍のサイズになります。ブラウザのデフォルトが16pxだった場合、14.4pxになります。
remは、親要素からの相対値ではないため、親要素の影響を受けません。
なお、キーワードを使う場合は、font-size: x-smallなどと指定します。
ブラウザのサポート状況
各ブラウザの最新バージョンでのサポート状況は、以下のとおりです。
項目 | IE | Ed | Fx | Ch | Sa | Op |
---|---|---|---|---|---|---|
font-size | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
項目 | Sa | An | Op | Ch | Fx | Sm |
---|---|---|---|---|---|---|
font-size | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
- 〇
- サポート
- △
- 制限あり
- ×
- 未サポート
- ?
- 不明
- IE
- Internet Explorer
- Ed
- Edge
- Fx
- Firefox
- Ch
- Chrome
- Sa
- Safari
- Op
- Opera
- An
- Android Browser
- Sm
- Samsung Internet
※スマートフォンのFirefoxとChromeは、Android版です。
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