word-spacing

CSSでは、単語の間隔を調整することができます。

本ページでは、word-spacingプロパティについて説明します。

word-spacingプロパティとは

word-spacingプロパティを使うと、単語の間隔を調整できます。

word-spacingの定義は、以下のとおりです。

【word-spacingの定義】
normal | length
初期値 normal
適用対象 すべての要素
継承 する

なお、似たようなプロパティにletter-spacingがあります。letter-spacingは、1文字単位の間隔を調整します。word-spacingは、単語の間隔です。

値の説明

以下は、word-spacingで使える値と説明です。

normal
デフォルトです。単語の間隔は、ブラウザで決定します。
length
ブラウザで決定した単語の間隔に、追加の間隔を指定します。マイナスも使えます。

利用例

最初に、word-spacingを指定しない時(normalの時)の表示を示します。

word-spacingを指定しない時の表示例

lengthの利用例は、以下のとおりです。

【lengthの利用例】
p {
  word-spacing: 1em;
}

上記を適用すると、以下のように表示されます。

lengthで指定した時の表示例

以下は、マイナスで指定した例です。

【lengthの利用例】
p {
  word-spacing: -0,5em;
}

上記を適用すると、以下のように表示されます。

マイナスで指定した時の表示例

留意点

word-spacingは、半角スペースなどの単語を区切るコードに対して適用されます。このため、日本語でも途中に半角スペースがあると、間隔が変わります。

【p要素記述例】
<p>これは ペンです。</p>

上記で、word-spacing:10emを適用すると、以下のように表示されます。

日本語にword-spacingを適用した時の表示例

日本語では、読点(、)で区切ることが多いと思いますが、これは単語を区切るものではないため、word-spacingに影響されません。

ブラウザのサポート状況

各ブラウザの最新バージョンでのサポート状況は、以下のとおりです。

【パソコン】
項目 IE Ed Fx Ch Sa Op
word-spacing
【スマートフォン】
項目 Sa An Op Ch Fx Sm
word-spacing
サポート
制限あり
×
未サポート
不明
IE
Internet Explorer
Ed
Edge
Fx
Firefox
Ch
Chrome
Sa
Safari
Op
Opera
An
Android Browser
Sm
Samsung Internet

※スマートフォンのFirefoxとChromeは、Android版です。

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