html要素

HTMLには、すべての要素の基点となる要素があります。

本ページでは、html要素について説明します。

html要素とは

html要素は、ルート要素と呼ばれます。

ルート要素は、HTML文書の基点となる要素で、HTML文書全体を囲みます。他のすべての要素は、htmlの子や孫要素などになります。

htmlの定義は、以下のとおりです。

【htmlの定義】
コンテンツカテゴリ なし
可能な親要素 なし
可能なコンテンツ 1つのheadと、続く1つのbody
タグの省略 開始タグは、最初がコメントでない場合は省略可能
終了タグは、直後がコメントでない場合は省略可能
DOMインターフェース HTMLHtmlElement

利用例

以下は、html要素を使ったHTMLの例です。

【HTMLの全体構成】
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">

<head>
headの内容を記述(ブラウザには表示されない)
</head>

<body>
文書などを記述(ブラウザに表示される)
</body>

</html>

上記が、HTML文書の全体構成です。

最初にDOCTYPE宣言があり、html要素の中にheadとbodyを記述します。headにはページのタイトルなどを記述し、bodyにはブラウザに表示される記事などを記述します。

lang="ja"は、HTML文書が日本語で記述されていることを示します。

属性

グローバル属性が使えます。

html要素は、グローバル属性のlangを使って言語を指定することが推奨されます。言語を指定することで、読み上げソフトの言語決定や翻訳ソフトを利用する際に役立ちます。

ブラウザのサポート状況

各ブラウザの最新バージョンでのサポート状況は、以下のとおりです。

【パソコン】
項目 IE Ed Fx Ch Sa Op
html
【スマートフォン】
項目 Sa An Op Ch Fx Sm
html
サポート
制限あり
×
未サポート
不明
IE
Internet Explorer
Ed
Edge
Fx
Firefox
Ch
Chrome
Sa
Safari
Op
Opera
An
Android Browser
Sm
Samsung Internet

※スマートフォンのFirefoxとChromeは、Android版です。

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