レンタルサーバーへのアップロード方法

レンタルサーバーに、HTMLなどのコンテンツをアップロードする方法について説明したページです。

FTPによるアップロード方法、アップロード時のセキュリティ対策について説明しています。

コンテンツのアップロードとは

コンテンツのアップロードとは、パソコンで作成したHTMLやCSSファイル、画像などをレンタルサーバーに送信することです。

HMTL、CSS、画像ファイルをWebサーバーにアップロード

サーバーでは、ApacheなどのWebサーバー機能が動作していて、ブラウザで参照する人のパソコンに対してアップロードされたファイルを送信します。このファイルをブラウザで解釈することで、ブラウザ上にテキストや画像などが表示されます。

WebサーバーからHMTL、CSS、画像ファイルをダウンロードしてWebブラウザに表示

サーバーを借りると、すぐにコンテンツをアップロードできるようになります。このため、サーバーを借りてコンテンツをアップロードすれば、取りあえずインターネットから参照可能な状態になります。

セキュリティ対策の重要性

アップロードする前に、ウィルスチェックなどのセキュリティ対策を行うことをお薦めします。

セキュリティ対策をしておらず、万一ウィルスなどに感染したファイルをアップロードした場合、サイトの運営どころかすぐに削除しなければいけません。このため、日頃からセキュリティ対策ソフトを常駐させておくことが大切です。

FTPを使ったアップロード

レンタルサーバーは、通常FTP(File Transfer Protocol)を使ったコンテンツのアップロードが可能です。FTPは、FFFTPなどのソフトウェアを使うと簡単です。

最初に、「FFFTPのインストール」を参照し、FFFTPをインストールしてください。次に「FFFTPの使い方」を参照し、サーバーと接続してコンテンツをアップロードします。

なお、新規ホストを追加する時に以下の画面になりますが、最低でもホスト名の入力が必要です。ホスト名は、レンタルサーバー側で指定されています。

FFFTPのホストの設定で「基本」タブで表示される画面

ユーザー名とパスワードは、FTPで使えるものがレンタルサーバー側で説明されていると思います。入力しなかった場合は、接続する度に入力する必要があります。通常は、入力しておいて問題はありませんが、パスワードを保存しておきたくないなどセキュリティを重視する場合は、面倒ですが接続する度に入力することが薦められます。

ローカルの初期フォルダは、パソコンでHTMLファイルなどが保存してあるフォルダを指定しておくと、接続後にフォルダを移動しなくてよいため便利です。

FTPSの利用

FTPは、暗号化しない通信です。IDとパスワードも暗号化せずに通信するため、傍受された場合はIDとパスワードが簡単に盗まれてしまいます。

FTPSは、暗号化して通信します。IDとパスワードも暗号化されるため、簡単にはIDとパスワードが盗まれません。

FFFTPでFTPSを使うためには、ホストの設定で暗号化タブをクリックします。デフォルトでは「暗号化なしで接続を許可」、「FTPS(Explicit)で接続」、「FTPS(Implict)で接続」すべてにチェックが入っているため、「FTPS(Explicit)で接続」だけチェックを入れて、その他はチェックを外します。

FFFTPのホストの設定で「暗号化」タブで表示される画面

サーバー側でFTPS(Implict)をサポートしている場合は、そちらにチェックを入れてください。

ID、パスワードを盗まれた場合、コンテンツを消されたり改ざんされる可能性があります。こうなるとサイトの閉鎖にも成りかねないため、FTPSが利用できる場合は利用をお奨めします。