lang属性

HTMLでは、利用している言語を示すことができます。

本ページでは、グローバル属性のlangについて説明します。

lang属性とは

langは、要素のコンテンツやテキストを含む属性が、何の言語で書かれているかを定義します。

使える値の例は、以下のとおりです。

【lang属性の値】
値(例) 言語
ja 日本語
en 英語
en-US アメリカ英語
en-GB イギリス英語
en-CA カナダ英語
en-AU オーストラリア英語
fr フランス語
de ドイツ語
zh 中国語
it イタリア語
ko 韓国語
ar アラビア語
he ヘブライ語
ru ロシア語
pt ポルトガル語

jaやenなどは、言語コードです。ISO 639で決められています。

ハイフン(-)に続けて指定しているUSやGBなどは、国別コードです。ISO 3166-1で決められています。

英語は、イギリスとアメリカなど国で違いがあるため、国まで指定することがあります。この書き方は、BCP47 Tags for Identifying Languagesで決められています。

lang属性を指定しなかった要素は、親要素と同じ言語になります。このため、html要素で指定すれば、すべての要素が同じ言語になります。

また、langはグローバル属性のため、すべてのHTML要素で使えます。

利用例

langの利用例は、以下のとおりです。

【lang利用例】
<html lang="ja">

多くの場合、html要素に使われています。

ブラウザのサポート状況

各ブラウザの最新バージョンでのサポート状況は、以下のとおりです。

【パソコン】
項目 IE Ed Fx Ch Sa Op
lang
【スマートフォン】
項目 Sa An Op Ch Fx Sm
lang
サポート
制限あり
×
未サポート
不明
IE
Internet Explorer
Ed
Edge
Fx
Firefox
Ch
Chrome
Sa
Safari
Op
Opera
An
Android Browser
Sm
Samsung Internet

※スマートフォンのFirefoxとChromeは、Android版です。