translate属性
Webページは、デフォルトで翻訳可能になっていますが、翻訳しないようにもできます。
本ページでは、グローバル属性のtranslateについて説明します。
translateとは
translateを使うと、要素のコンテンツや属性の内容を、翻訳しないようにできます。
値は、以下が使えます。
値 | 意味 |
---|---|
空 | 翻訳する |
yes | 翻訳する |
no | 翻訳しない |
html要素のデフォルトは、yes(翻訳する)です。その他の要素では、継承します。
利用例
translateの利用例は、以下のとおりです。
【translate利用例】
<html lang="en"> <pre translate="no"> var yamada = { address: "Tokyo", birthday: 2001 }; </pre> <html>
上記をGoogle翻訳で翻訳すると、以下のように表示されます。
このように、プログラムなどは、翻訳されない方が良いと言えます。
もし、translate属性を使わなかった場合は、以下のように表示されます。
なお、今回のケースでは以下のようにcode要素を使うことで、translate属性を使わなくても翻訳されなくなりました。
【code要素利用例】
<html lang="en"> <pre> <code> var yamada = { address: "Tokyo", birthday: 2001 }; </code> </pre> <html>
code要素は、プログラムのソースコードなどを示します。
translate属性は、日本語の場合でも英語などに翻訳されたくない部分で使えます。
翻訳される属性
デフォルトでは、以下の属性も翻訳対象です。
- th要素のabbr属性
- area、img、input要素のalt属性
- meta要素のcontent属性
- a、area要素のdownload属性
- optgroup、option、track要素のlabel属性
- lang属性
- input、textarea要素のplaceholder属性
- iframe要素のsrcdoc属性
- style属性
- title属性
- input要素でtypeがbutton、resetのvalue属性
これらも、translate属性で翻訳しないようにできます。
ブラウザのサポート状況
各ブラウザの最新バージョンでのサポート状況は、以下のとおりです。
項目 | IE | Ed | Fx | Ch | Sa | Op |
---|---|---|---|---|---|---|
translate | × | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
項目 | Sa | An | Op | Ch | Fx | Sm |
---|---|---|---|---|---|---|
translate | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 |
- 〇
- サポート
- △
- 制限あり
- ×
- 未サポート
- ?
- 不明
- IE
- Internet Explorer
- Ed
- Edge
- Fx
- Firefox
- Ch
- Chrome
- Sa
- Safari
- Op
- Opera
- An
- Android Browser
- Sm
- Samsung Internet
※スマートフォンのFirefoxとChromeは、Android版です。
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