abbr要素

Webページでは、略語を使う時があります。

本ページでは、abbr要素について説明します。

abbr要素とは

abbr要素は、略語を示します。title属性を使うと、マウスが上にある時に略語の正式名称や説明を表示させることができます。

abbrの定義は、以下のとおりです。

【abbrの定義】
コンテンツカテゴリ フローコンテンツ、フレージングコンテンツ、認知可能コンテンツ
可能な親要素 フレージングコンテンツを包含できる要素
可能なコンテンツ フレージングコンテンツ
タグの省略 不可
DOMインターフェース HTMLElement

利用例

以下は、abbrを使ったHTMLの例です。

【abbrの利用例】
<p>このマークアップ言語は、<abbr title="HyperText Markup Language">HTML</abbr>と言います。</p>

上記により、以下のように表示されます。

このマークアップ言語は、HTMLと言います。

HTML部分にマウスを合わせると、HyperText Markup Languageと正式名称が表示されます。正式名称だけでなく、単語の説明などをすることもできます。

属性

グローバル属性が使えます。

ブラウザのサポート状況

各ブラウザの最新バージョンでのサポート状況は、以下のとおりです。

【パソコン】
項目 IE Ed Fx Ch Sa Op
abbr 〇 〇 〇 〇 〇 〇
【スマートフォン】
項目 Sa An Op Ch Fx Sm
abbr 〇 〇 〇 〇 〇 〇
〇
サポート
△
制限あり
×
未サポート
？
不明
IE
Internet Explorer
Ed
Edge
Fx
Firefox
Ch
Chrome
Sa
Safari
Op
Opera
An
Android Browser
Sm
Samsung Internet

※スマートフォンのFirefoxとChromeは、Android版です。

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