ins要素

HTMLでは、追加した文書を示すことができます。

本ページでは、ins要素について説明します。

ins要素とは

ins要素は、追加した文書を示し、通常は下線を伴って表示されます。

insの定義は、以下のとおりです。

【insの定義】
コンテンツカテゴリ フローコンテンツフレージングコンテンツ認知可能コンテンツ
可能な親要素 フレージングコンテンツを包含できる要素
可能なコンテンツ トランスペアレントコンテンツモデル
タグの省略 不可
DOMインターフェース HTMLModElement

利用例

以下は、insを使ったHTMLの例です。

【insの利用例】
<p>テストです。<ins>ここは、追加しました。</ins></p>

上記により、以下のように表示されます。

ins要素の表示例

「ここは、追加しました。」に、下線が表示されています。

属性

グローバル属性と、以下が使えます。

cite
追加した理由を示すURLを示します。
datetime
追加した日付や時間を示します。

次からは、各属性の利用例を示します。

cite属性

cite属性の利用例は、以下のとおりです。

【citeの利用例】
<p>テストです。<ins cite="https://example.com/">ここは、追加しました。</ins></p>

上記により、追加した理由などはhttps://example.com/に記載されていることを示します。

datetime属性

datetime属性の利用例は、以下のとおりです。

【datetimeの利用例】
<p>テストです。<ins datetime="2014-12-01T12:09:10">ここは、追加しました。</del></p>

上記により、2014年12月1日12時9分10秒に追加したことを示します。

T以降が時間を示しますが、2014-12-01と時間は省略できます。

ブラウザのサポート状況

各ブラウザの最新バージョンでのサポート状況は、以下のとおりです。

【パソコン】
項目 IE Ed Fx Ch Sa Op
ins
cite
datetime
【スマートフォン】
項目 Sa An Op Ch Fx Sm
ins
cite
datetime
サポート
制限あり
×
未サポート
不明
IE
Internet Explorer
Ed
Edge
Fx
Firefox
Ch
Chrome
Sa
Safari
Op
Opera
An
Android Browser
Sm
Samsung Internet

※スマートフォンのFirefoxとChromeは、Android版です。

HTML要素(タグ)一覧」に戻る