param要素

Webページで動画などを再生する時、自動再生などのパラメータを指定することができます。

本ページでは、param要素について説明します。

param要素とは

param要素は、objectの子要素として使い、objectのパラメータを設定します。例えば、動画を自動再生できるように、paramで設定します。

paramの定義は、以下のとおりです。

【paramの定義】
コンテンツカテゴリ なし
可能な親要素 object(フローコンテンツの前であること)
可能なコンテンツ なし(空要素)
タグの省略 開始タグは必須。終了タグはなし。
DOMインターフェース HTMLParamElement

利用例

以下は、paramを使ったHTMLの例です。

【paramの利用例】
<object data="test.swf">
<param name="FlashVars" value="flv=test.flv&autoplay=1&title=テスト動画">
</object>

上記により、test.flvの動画が自動再生(autoplay=1のため)されます。

なお、flv拡張子のFlash動画は、最近のブラウザではサポートされていません。

属性

グローバル属性と、以下が使えます。

name
パラメータの名前です。
value
パラメータの値です。

nameとvalueともに、必須です。

ブラウザのサポート状況

各ブラウザの最新バージョンでのサポート状況は、以下のとおりです。

【パソコン】
項目 IE Ed Fx Ch Sa Op
param
name
value
【スマートフォン】
項目 Sa An Op Ch Fx Sm
param
name
value
サポート
制限あり
×
未サポート
不明
IE
Internet Explorer
Ed
Edge
Fx
Firefox
Ch
Chrome
Sa
Safari
Op
Opera
An
Android Browser
Sm
Samsung Internet

※スマートフォンのFirefoxとChromeは、Android版です。

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