dl要素
HTMLでは、用語と説明をリストにすることができます。
本ページでは、dl要素について説明します。
dl要素とは
dl要素は、説明リストと呼ばれます。用語を示すdt、用語の説明を示すdd要素といっしょに使われます。
dlの定義は、以下のとおりです。
コンテンツカテゴリ | フローコンテンツ、認知可能コンテンツ(dtとddが含まれている場合) |
---|---|
可能な親要素 | フローコンテンツを包含できる要素 |
可能なコンテンツ | dtとそれに続くdd、またはdiv。 ※スクリプトサポート要素を含んでもよい。 |
タグの省略 | 不可 |
DOMインターフェース | HTMLDListElement |
dlは、データの表示でも使えます。例えば、dtでキーを記述して、ddをその値にしてリスト化します。
利用例
以下は、dlを使ったHTMLの例です。
【dlの利用例】
<dl> <dt>テント</dt> <dd>テントは、キャンプでの寝場所です。</dd> <dt>ランタン</dt> <dd>ランタンは、明かりです。</dd> </dl>
これをブラウザで表示すると、以下になります。
以下のように、1つのdtに対して説明のddを複数持つこともできます。また、説明というよりは更新日のデータを表示しています。
【複数のdd】
<dl>
<dt>更新日</dt>
<dd>2020/11/1</dd>
<dd>2020/11/10</dd>
</dl>
逆に、複数のdtに対して1つのddにすることもできます。
divを子要素にする例は、以下です。
【divを子要素とするdl】
<dl> <div> <dt>作成日</dt> <dd>2020/11/1</dd> </div> <div> <dt>最終更新日</dt> <dd>2020/12/1</dd> </div> </dl>
これは、divでグループ化してスタイルを設定したりする時に使います。
属性
グローバル属性が使えます。
ブラウザのサポート状況
各ブラウザの最新バージョンでのサポート状況は、以下のとおりです。
項目 | IE | Ed | Fx | Ch | Sa | Op |
---|---|---|---|---|---|---|
dl | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
項目 | Sa | An | Op | Ch | Fx | Sm |
---|---|---|---|---|---|---|
dl | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
- 〇
- サポート
- △
- 制限あり
- ×
- 未サポート
- ?
- 不明
- IE
- Internet Explorer
- Ed
- Edge
- Fx
- Firefox
- Ch
- Chrome
- Sa
- Safari
- Op
- Opera
- An
- Android Browser
- Sm
- Samsung Internet
※スマートフォンのFirefoxとChromeは、Android版です。
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