cite要素
Webページでは、引用元を示す時があります。
本ページでは、cite要素について説明します。
cite要素とは
cite要素は、引用元を示します。例えば、参考文献を示す時に使われます。ブラウザでは、イタリック体(斜体)で表示されます。
citeの定義は、以下のとおりです。
コンテンツカテゴリ | フローコンテンツ、フレージングコンテンツ、認知可能コンテンツ |
---|---|
可能な親要素 | フレージングコンテンツを包含できる要素 |
可能なコンテンツ | フレージングコンテンツ |
タグの省略 | 不可 |
DOMインターフェース | HTMLElement |
なお、日本語のフォントではイタリック体を持たないもの(メイリオなど)も多く、その場合はイタリック体で表示されません。
利用例
以下は、citeを使ったHTMLの例です。
【citeの利用例】
<p>参考文献:<cite><a href="https://example.com/">HTML Standard</a></cite></p>
上記により、以下のように表示されます。
属性
グローバル属性が使えます。
補足
以下例などを引用した時に、citeを使って引用元を示します。
本、Webページ、論文、エッセイ、詩、楽譜、歌、脚本、映画、テレビ番組、ゲーム、彫刻、絵画、劇場、制作、演劇、オペラ、ミュージカル、展示会、訴訟報告書、コンピュータープログラムなど
ブラウザのサポート状況
各ブラウザの最新バージョンでのサポート状況は、以下のとおりです。
項目 | IE | Ed | Fx | Ch | Sa | Op |
---|---|---|---|---|---|---|
cite | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
項目 | Sa | An | Op | Ch | Fx | Sm |
---|---|---|---|---|---|---|
cite | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
- 〇
- サポート
- △
- 制限あり
- ×
- 未サポート
- ?
- 不明
- IE
- Internet Explorer
- Ed
- Edge
- Fx
- Firefox
- Ch
- Chrome
- Sa
- Safari
- Op
- Opera
- An
- Android Browser
- Sm
- Samsung Internet
※スマートフォンのFirefoxとChromeは、Android版です。
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